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親が「そんな人知りません」と言った日。~認知症による「口座凍結」の真実~
先日、あるお客様が事務所を訪ねてこられました。 「家族信託の手続きをしたい」という具体的なご依頼です。 詳しくお話を伺うと、ご友人から強く勧められたことがきっかけだったそうです。 そのご友人は最近、お母様の物忘れがひどくなってきたため、 介護施設の費用に充てようと、銀行へ定期預金の解約に行きました。 今の時代、たとえ親子であっても本人確認は非常に厳格です。 銀行の担当者は「お母様の意思確認が必要です」と言い、 その場で施設にいるお母様へ電話を繋ぎました。 担当者が「今、娘さんが預金の解約に来ていますが、手続きを進めてもよろしいですか?」と尋ねたところ、 受話器越しに聞こえてきたのは、思いもよらない言葉でした。 「私は、そんな人(娘)なんて知りません!」 お母様はパニックになったのか、 そのまま電話をガチャリと切ってしまったそうです。 その瞬間、銀行はお母様の判断能力が不十分であると判断し、 口座は「凍結」されてしまいました。 ご友人は「親が元気なうちに準備しておかないと、本当に手遅れになるよ」と、 涙ながらにお客様に訴えたといいます。 これは決し
5月15日
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