「保険に入れば相続対策」は本当?セミナーでお伝えしたかった大切なこと

先日「相続×生命保険の正しい見極め方」をテーマにセミナーを開催しました。
「生命保険に入れば相続税が安くなる」
「とりあえず非課税枠を使えば安心」
といった話を耳にしたことがある方も多いと思います。
しかし実際には、すべての方に当てはまるわけではありません。
生命保険は確かに相続対策として役立つ場面が多くあります。
例えば、相続税の納税資金を準備したい場合や、
不動産など分けにくい財産がある場合には、とても有効な手段となります。
一方で、契約者・被保険者・受取人の設定を誤ると、想定していた税金ではなく所得税
や贈与税の対象となることもあり、「良かれと思って入った保険」が逆効果になってしまう
ケースもあります。
また、今回のセミナーで特に多くの方が驚かれていたのが「認知症による資産の凍結リスク」です。認知症になると、預貯金や保険、投資資産などを家族であっても自由に動かせなくなる可能性があります。介護費用はもちろんですが、「資産はあるのに使えない」という状況こそ、大きな問題になることがあります。
だからこそ大切なのは、「保険だけ」「遺言だけ」と一つの方法に頼るのではなく、ご家族の状況や財産の内容に合わせて、生命保険や遺言、家族信託などを組み合わせながら準備することです。
相続対策は、相続税を減らすことだけが目的ではありません。
ご家族が困らず、安心して財産を引き継げるようにすることが本来の目的です。
「うちは相続税がかからないから大丈夫」と思っている方ほど、一度立ち止まって考えてみ
る価値があります。
・現金は十分にあるか
・財産は円満に分けられるか
・認知症への備えはできているか
こうした視点で確認するだけでも、将来の安心は大きく変わります。
相続サロンでは、一人ひとりの状況に合わせたライフプランや相続対策のご相談を承って
います。まずは現状を知ることから、一緒に始めてみませんか。




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